派遣社員の時給を見ていると時々相場よりも時給が高い仕事がある事に気が付きます。
時給が高い仕事とはどのような仕事なのでしょうか。
実は時給が高い派遣の仕事には2種類あります。
1つは経歴や資格、技術などが評価される専門的な仕事で高時給な派遣の仕事、もう一つはきついのでなかなか人が集まらず時給が高くなっているものの2種類です。
専門的な仕事とは?
専門的な仕事とは、働く人の技術や知識によって仕事の成果が大きく変わってしまうような専門性の高い仕事の事です。現行の法律では廃止されてしまいましたが、2015年までは「専門26業種」として派遣の期間を定めなくて良いとして特別扱いされていました。
(現行の法律では一般の派遣業務と同じく3年上限ルールが設けられています)
専門26業種とは
ちなみに専門26業種とは以下の仕事の事を指します。
- ソフトウェア開発
- 機械設計
- 放送機器等操作
- 放送番組等演出
- 事務用機器操作
- 翻訳・通訳、速記
- 秘書
- ファイリング
- 調査
- 財務処理
- 取引文書作成
- デモンストレーション
- 添乗
- 建築物清掃
- 建築設備運転点検・整備
- 案内・受付、駐車場管理等
- 研究開発
- 事業の実施体制等の企画・立案
- 書籍等の制作・編集
- 広告デザイン
- インテリアコーディネーター
- アナウンサー
- OAインストラクション
- テレマーケティングの営業
- セールスエンジニアリングの営業
- 放送番組等における大道具・小道具スタッフ
これらの専門的な知識やスキルの必要な職種は誰でもできるというわけではないので、高時給が用意されている場合が多いです。
すでにこれらの仕事での経験、資格、知識を持っている方の中には正社員で働くよりも派遣として働き正社員よりも高い給料を得ている方も大勢います。
派遣でのきつい仕事とは?
きつい仕事とは一般的に肉体的にと精神的にきつい仕事の事を指します。
肉体的や精神的にきつい仕事は時給が良いため働いてみたいという人は多数いますが、実際に働いてみると想像よりきつく、途中で辞めてしまう人が多くなかなか定着しないというのが現状です。
そのため普通の派遣の仕事より高い時給が用意されているのです。
精神的にも、営業やテレアポなどあう合わないはありますが、一般的にはきついといえます。
もちろん得意な人もいますよね!そこで成果を出せるひとはこのような高額な派遣に挑戦してみるのもおすすめです。
派遣の仕事を探している時の相場よりも高い時給の仕事を見つけたら専門的な仕事か、肉体的〔精神的に)にきつい仕事のどちらかと言えるでしょう。